内臓脂肪型肥満の進行によって発症する恐れがある病気
ここでは、内臓脂肪が直接の原因というよりも、内臓脂肪によって起こった動脈硬化などの症状が原因で引き起こされる、病気についていくつか紹介したいと思います。
既に説明したように、動脈硬化になると血液の流れが滞りやすくなります。
そして血液が詰まった部分によっては、脳梗塞や脳卒中、狭心症や心筋梗塞を起こすことがあります。
これらの病気は、重い障害が残ることも多く、最悪の場合は死に至ることもある危険な病気です。
また、閉塞性動脈硬化症と呼ばれる、主に下半身の血管のつまりによって起こる症状では、症状が悪化すると下半身に壊死がおこる場合もあります。
この状態まで進行すると、激痛を伴いその部分を切断する以外に治療方法はありません。
これらは、動脈硬化がもたらす恐ろしい病の例ですが、もともとは内臓脂肪のつきすぎがこうした病気の元凶となっていることは、忘れてはいけません。
また内臓脂肪型肥満が進行すると、次のような病気を発症することもあります。
・睡眠時無呼吸症候群-気道や食道などの周りに脂肪が付き、呼吸が妨げられる。睡眠時に起こり、突然死の原因になることがある。
・変形性関節症-体重の負荷が大きいために、関節部分の軟骨が変形してしまう症状。体重のかかる膝などは、痛みを伴うことが多い。
・脂肪肝-肝臓に脂肪がつき、肝機能が低下する。自覚症状がなく、進行すると、慢性肝炎や肝硬変、肝臓がんになる恐れもある。
肥満を健康と見る人は殆どいないでしょうが、内臓脂肪のように見た目には分からない脂肪であっても、過剰についていれば立派な肥満です。
肥満解消は健康には不可欠だと言うことですね。