高血圧と内臓脂肪の関係
内臓脂肪が増加すると、高脂血症や糖尿病の危険が高くなることに触れました。
これらの症状は、いずれも血管の内側の状態を悪くする原因になります。
血管が詰まったり、狭くなったりすると血液の通りが悪くなります。
心臓は全身に血液を届けるために、血液をなんとか押し出そうとします。
血液の通りが悪ければ、当然心臓からの圧力も強くなり、これが高血圧症状を引き起こすのです。
日本人は塩分の摂取量が多く、このことも高血圧の大きな原因になっています。
塩分の過剰摂取は、血液中の塩分濃度を上げて体の機能を鈍らせるために、濃度を薄めようとして肝臓から水分が分泌されます。
その結果、血液量自体が増え、血圧が上がってしまうのです。
内臓脂肪がついている方の場合は、血管が狭くなっている上に、塩分摂取で血液量が増加したりすれば、非常に危険な状態になることは、想像できますよね。
内臓脂肪の方が高血圧になると、もともと動脈硬化などを起こして、血管がもろい上に更に圧力がかかることになります。
また心臓への負担も大きく、症状を放置しておくと生命にかかわるような状況にもなりかねません。
ただ高血圧の症状を自覚することは、非常に難しいことも事実です。
そのため、ある日突然倒れてしまうこともあるのです。
今では日本人の3割以上の方が、高血圧であるとのデータもでています。
もともと高血圧になりやすい生活環境にあることを意識して、食事や生活に気をつけていくことが重要です。